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tomitaZUU

Author:tomitaZUU
 元IT起業家、現在は某大手金融機関にてタイのバンコクに駐在中。タイの上場企業のマネジメントとして戦略を担当させてもらっています。
 一橋大学経済学部を卒業後、某大手金融機関入社、支店営業にて会社史上最年少記録を樹立→本社プライベートバンク→シンガポール駐在&ビジネススクールを経て現在に至ります。
 夢は南極の氷が全て溶け落ちる程、世界を熱く燃え上がらせること。ネット×金融×教育を融合させ、来年起こす会社を時価総額10兆円へ、55歳までにその経営権を譲渡し、そこから100兆円規模の財団を起こします。そのゴールに向けて、一瞬一瞬を150%で走っています。
 ブログを見て頂けた方が、少しでも熱くなったり、モチベーションが上がったりしてもらいたいし、もしくは有益な情報を仕入れて頂けると光栄です。微力ながら、全身全霊でやって参りますので、御指導御鞭撻何卒よろしくお願い申し上げます。

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マレーシアという国の見過ごされているポテンシャル~一ヶ月のKL出張を終えて~

今回の一ヶ月の長期出張でマレーシアのポテンシャルを本当に感じた。

これまでに、ASEANはミャンマーとラオス以外は全て訪れたことがある上で自分の考察を述べたい。

以下に共有したい。

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photo credit: Stuck in Customs via photopin cc

今回KL(クアラルンプール/マレーシア首都)に約1ヶ月滞在して、KLというかマレーシアが想像以上にポテンシャルに満ち溢れた国であることがよ~~~く分かった。

正直シンガポールの時も、何度か出張したことがあるが、数日の出張じゃ本当の意味で気がつけなかった。


まず、シンガポールや香港よりコストは全然安い、物価も人件費も賃貸費も。

ITやインフラなどもそれなりにしっかりしてる。4Gの整備が既に始まっている。

渋滞もタイやインドネシアのようなことはあまりなく、もちろん治安もいいし、観光客も多過ぎる。
(外国人訪問数はアジアでは中国に次ぐ2位)


しかも、大都市のほとんどの人達が“ビジネスレベル”で英語を話す。かつマレー語はインドネシア語の語源であるので今後2億5千万人の市場として有望されている市場への参入パートナーとしての価値も高い。(実際にインドネシアで外資系として強いのはマレーシア企業)

また、中国系(マレーシア華僑)が全体の26%を占め、中国語率も高く、中国でのビジネス拡大に成功してる企業も多数。逆に中国系企業や中華マネーの進出も多い。


また、税制面に関してはは、シンガポール17%や香港16%には劣るが、マレーシアの法人税24%も非常に魅力的。

かつ、仕組み次第ではプラスの減税も可能だ(政府の奨励産業や地域統括会社等)。

しかも、ここにはシンガ・香港の両国と違い2800万の人口がいる。

かつ65歳以上の人口が5%未満でかつ今後の人口ボーナスの恩恵も厚い。


また見逃せないのが、マレーシアが世界のイスラム金融のハブとしての地位を築きつつあることだ。

これに成功すると中東やインドネシアなどの分厚いイスラムマネーが入ってきて、資金循環が活性化、経済に火がつく可能性がある(これまで対外マネーの流入は東南アジア他国に比べると少なかった)。
実際に、過去10年間の世界全体のイスラム債券の発行の約半分はマレーシアからだ。


そして何より、現在のナジブ首相はシンガポールのリークワンユー元首相を想起させる超ビジネス派のやり手のリーダーだ。

長年の課題であったブミプトラ政策(マレー系優遇)の見直しや外資規制の緩和など、更なる市場の開放に向けてタブーとされてきた様々な部分に手をつけ、資本主義を加速させようとしている。


今回は中央銀行・金融庁・証券取引所を始めとする官僚達、金融機関のマネジメント達や、現地の起業家達ともお会いできた。

滞在中に二回も飲みに連れてって頂いたマレーシアを拠点とする日本人起業家は世界中にビジネスを持つ、マハティール前首相始め当地の重鎮達と人脈を持つ超大物だ。

本当に多くのことを教わった。バカ騒ぎもした。

また世界の“本物”に会えたことを幸せに思う。

しかも、そのお陰でマハティール元首相の息子さんなどにもご挨拶できてしまった。

こういった人脈やコネがこの国では物凄く有効、繋がるべきところが明確なのでそこさえ抑えれば重要な人脈も築きやすいというのは新興国のビジネスでは鉄則だ。


ここまでプラス面ばかりに触れたが、確かにマイナスな出来事も起こってる。

マレーシアは多くの食料や部品などをタイから調達していた。

結果として、今回のタイ洪水の被害を相当大きく受けてた。

また輸出主導で伸びたマレーシア経済は欧州危機を発端とした世界経済の停滞からも打撃を受けている。

国の成長過程でありがちな“中進国の罠”という攻防もある。


しかし、この国で今後本当に凄いことが起こると考えている。

一概には言えないが、平均的に見て、マレーシア人はそれなりに情熱がある、それなりに働く(ここがタイやフィリピンなどと大違いだ)。

けど非常に気が使える、英語をビジネスで使える、数学的能力が少し苦手らしいが、頭も比較的良い。


今後、主力のIT・エレクトロニクス産業を中心に、政府主導で首都KL近郊の人口倍増計画と大規模開発、またシンガポールに近いジョホールバルでのイスカンダル計画、そして何より国が掲げる2020年先進国入りのためのGDP・所得倍増計画などが一気に実施される。

本当に楽しみだし、そのポテンシャルの高さを肌でなく身体の奥底から感じた一ヶ月の長期出張であった。


今後、自分が起業の候補地ということ含めマレーシアからは目が離せない。


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